【4】――テキストの内容が理解できないときは……
送られてきたテキストの内容が理解できず、「レポートを作成できない!」となげく大学通信教育生がいます。


ひょっとして、あなたもそうですか……?(汗)


たしかに、大学通信教育といえども、れっきとした大学教育の一環なので、テキストの内容がむずかしいと感じるのも無理はありません。


自分が興味をもって多少なりとも勉強したことがある科目や、仕事や日常生活に関わりがある内容を含んだ科目であれば、とっつきやすいし、理解もしやすいでしょう。


しかし、それまでの人生や学校の授業のなかで見たことも教わったこともないような内容の科目であれば、理解するどころか、テキストを読み進むことすらも“難行苦行”に感じられてくるのではないでしょうか?


そして、やたらにエネルギーを消費してしまって、レポートを作成しようなどという気が徐々に失せてきてしまう……(汗)


そして、「このままじゃヤバイ……」とあせってくる……(大汗)


こんなときは、どうすればいいのでしょうか?


それは――


テキストの内容が完全に理解できなくても、レポートを作成してしまうのです!


テキストの内容を理解できなくても、レポートをなんとか作成することはできます。


つまり、“よく理解できないが、テキストや参考文献に書いてあることをなんとかまとめて、とりあえずレポートの形にする”ということです。


あなたがもしも「テキストの内容が理解できないからレポートが作成できない!」となげいているのなら、それはおそらく「レポートを作成するためには、テキストの内容を完全に理解していなければならない!」という“強迫観念”にとらわれているからです。


しかし、最初からテキストの内容を100%理解することなどほぼ不可能です!(汗)


たとえかなりわかりやすく書かれたテキストであったとしても、いきなり完全にバッチリ理解するなんていうことはありえません。


最初は5~6割くらい理解できれば上出来なのではないでしょうか?


ただし、誤解のないように言っておきますが、「理解しようとしなくていい!」と言っているわけでは決してありません(汗)


“理解しようと努力したけれども、それでも理解できなかったのなら、それはそれで仕方がないとあきらめ、とりあえずレポートを作成してしまいましょう”ということです。


ちなみに、「卒業時の成績表はなるべくA評価(「優」)で埋め尽くしたい!」と望んでいるのなら、理解できない科目はあとまわしにし、次にレポートを作成するまでのあいだに内容の理解に努めるという方法もあります。


しかし、テキストの内容を100%理解できなくても、A評価(優)をもらうことは充分に可能です。


ですから、ある程度理解できたと感じたら、さっさとレポートを作成してしまいましょう♪


いいですか?


学問というのは“スルメ”みたいなものです。


スルメは、噛めば噛むほど味が出てきます。


学問も同じです。


勉強すれば勉強する(噛めば噛む)ほど、理解(味)が深まります。


最初は味が薄い(よく理解できない)と感じていたものも、噛む(勉強する)ほどに、だんだん味(理解)がはっきりとしてきて、味わい深いものになってくるのです。


そして、そうした努力の積み重ねの果てに、いつかは「あぁ、そういうことだったのか!!」という真の理解が得られるようになるのです。


奥深い学問の内容がすぐにわからないからといって、決してあせってはいけません。


最初から理解できなくて当たり前なのです。


ですから、もっとゆったり構えて、「そのうちにだんだんとわかって、おもしろくなってくるさ!」という心がまえをもつようにしましょう。


そうすれば、精神衛生上いいばかりか、大学通信教育での勉強をより楽しむことができるようになるはずです♪


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